儲からないコンビニオーナー「もう限界。恥ずかしすぎる」

儲からないコンビニのオーナーには、
元々何の経験・能力も無いという、
ハッキリとした共通点がある。

こんな「使えねえヤツ」が
コンビニオーナーになるとこうなる。
会社員、または、アルバイト時代、
カースト最下層のクソ扱いで
逃げるように退職した悲惨な者が、
突然コンビニ経営を
始めるパターンがほとんどである。

こういうヤツに限って、自分に甘く、
自己評価が異常に高い。

これは、あくまでも自己評価であり、
周囲からの正当な評価は
もちろん低い。

自分が会社を逃げるように退社した頃、
同級生らは着実に出世していることから、
功名心にはやり、焦って いきなり
身の丈に合わない事業を「おっ始める」。

なぜ 素人がいきなり
コンビニ経営を始めるかというと、
どんなに「使えねえヤツ」でも、
初日から いきなり
「一国一城の主」となれるからである。
別に法人ではないが、
ぶっちゃけ社長みたいな存在になれる。
社長という肩書きに憧れて、
無計画でフランチャイズに
加盟するオーナーが後を絶たない。

この時のオーナーの心理は、
1日も早く社長になりたいという
邪心のみが先行し、
契約内容など、頭にない。

えてして、
フランチャイズの契約書など、
ろくに読んでいない。
これが、後でとんでもない事になる。

ロイヤリティ(ブランド使用料)

「儲からないオーナー」というものは、
もともと貧乏なまま
開業したパターンがほとんどで、
不動産など所持してるわけもなく、
土地と建物(店舗)を本部から借りている。

そのため、ロイヤリティ
(ブランド使用料)がとんでもなく高い。
土地と建物を借りるプランだと、
ロイヤリティは70%にも達する。
つまり、儲けのほとんどは、
何もしてない本部に吸い取られる。
そして残りの30%から、
仕入費や人件費を支払う事になり、
最後の残りカスが、
オーナーの取り分となる。
こんな悲惨な待遇では
全くもって儲からない事は、
経営のド素人でも分かる。
しかしながら、社長の肩書きに
眼がくらんで、なんの資産もないのに
焦って開業するオーナーが後を絶たない。
なお、儲かっているオーナーは
たいてい、土地持ちで、
店舗も自費で建てるプランである。

全て自費で開店準備ができる場合、
ロイヤリティが非常に安くなる。
40%程度で済むため、
経費を除いた儲けのほとんどが
オーナーの取り分となる。
儲かるのは言うまでもない。
つまり、フランチャイズ加入前の
オーナーの資産次第で
全てが決まると言っても過言ではない。
何の取りえ(資産)も無い一般人が
むやみに開業すると、1年目から
とんでもない事になる。

人脈が無い

「儲からないオーナー」というものは、
十中八九、友達が少なく、
プライベートでの人脈を活かした売上が
0円である。
人脈を使わずに、店舗の新規客だけでも
ブランドの力で一定の客数は見込めるが、
儲けの大半がロイヤリティで消えるため、
まったくもって無力である。
なお、儲かっているオーナーは、
十中八九、同級生の中心的存在であり、
息子の学校の運動会などで、
PTAからおにぎりの大量注文が入る。
こういった、店舗以外での売上が
ハンパない。

仕入ができない

儲けが少ないと、当然に
仕入費も少なくなり、
客が集まるはずのピークタイムに
弁当がほとんど置いていないコンビニとなる。
すると、もちろん客は離れるため、
より一層、儲けが少なくなる。

バイトが雇えない

儲けが無いから、当然にバイトも雇えず、
常にオーナー自ら
レジに立たなくてはならない。
これは、常連客にはバレており、
「あのオーナーいつ行ってもいる」
と揶揄されている。
「いつ行ってもいる」イコール
「アルバイトすら雇えない」である。

辞めたくても辞められない

辞めたくても、辞めさせてもらえない。
オーナーが読もうとしなかった契約書に
明文化されており、
7年の縛りがある。
オーナーが1日も休めなかったとしても、
7年は経営を続けなくてはならない。
また、強引に辞めようものなら、
鬼の違約金が発生する。
この違約金も、
オーナーが読もうとしなかった契約書に
明文化されている。
どんなに酷い仕打ちを受けたとしても、
最初に快諾したのはオーナーであるため、
全くもって容赦がない。